学生ローン詐欺の手口とは
きっかけはインターネット、SNSでのアルバイト募集や知人の紹介が多く、簡単に収入が得られるとして勧誘を行います。
勧誘に乗り連絡をしてきた人間を喫茶店に呼び出し、1~3人程の人数で面接を行います。面接時にどのようにしてカードを作り、報酬はいつどうやって得るのか、返済は全てこちらで一任する等言葉巧み説明されます。
- 「世の中にはお金を借りたくても借りられない人がいて、学生ローンで代わりにお金を借りるだけで手数料5万円が報酬として入る、ローンはその人が払っていくから負担はかからない。」と言われ、学生ローンで限度額まで借りさせられます。
- 電話・メール・掲示板・SNS・LINEなどで「おいしい話がある」「投資の話」等を謳い文句に勧誘され、「手数料を払う代わりに学生ローンを組んで欲しい」「一年後に必ず完済する。学生ローンへの利息の返済は必ず行う。」「額により手数料もアップする」等と上手いことを言い学生ローンを梯子させられた。
- 免許証と国民健康保険証の実物を見せられ、更にコピーまで受け取ったため、その時は返すという約束で信用して貸してしまった。
- 最初の数ヶ月はきちんと返済を行われたが、その後、相手との連絡は取れなくなり、ローンの返済だけが残ってしまった。
万が一滞っていたら利息が増えていきますし、金融機関からの信用が無くなると今後に影響が出ます。被害に遭ったとはいえ、お金を借りたのはご自身であるため、法的には返済義務は生じます。
被害に遭ったら、当事務所にすぐにご相談ください。